福島県、ジェネリック医薬品使用81.2% 全国11位、最高更新

 

 全国健康保険協会(協会けんぽ)福島支部の加入者約67万人のうち、価格の安いジェネリック医薬品(後発薬)を使用している割合(3月末、数量ベース)は全国11位の81.2%で、過去最高を更新した。同支部が18日、発表した。

 国が9月までの達成を目標とする80%以上を達成しているものの、東北6県では2番目に低く、同支部は医療費軽減につながる後発薬への切り替えを進める。

 前年同月比では3.6ポイントの上昇となり、伸び率は全国3位で東北では最も高かった。協会けんぽ全体の使用割合は78.7%。

 年代別では15~19歳が75.8%と最も低く、10~19歳、25~29歳、70~74歳で80%に達していない。特に18歳未満の使用割合が低く、同支部は医療費無料化が要因の一つと推察する。湿布などの外皮用薬や抗生物質製剤、中枢神経系用薬の使用割合が比較的低かった。

 後発薬の推進に向けて同支部は、後発薬への切り替えによる医薬品の軽減額が分かる通知文を加入者らに配布。医療機関や調剤薬局を訪問し、切り替えへの協力を求める活動なども展開する。

 全国で使用割合が最も高かったのは沖縄県の88.5%で、東北では岩手県の84.4%が最高だった。