「毎日食べたい」健康給食 白河・表郷小、カゴメがメニュー考案

 
トマトと卵の中華スープを味わう児童

 食品大手カゴメが考案した「トマトと卵の中華スープ」が20日、白河市の表郷小の学校給食で提供され、子どもたちが健康に配慮されたおいしいメニューを味わった。

 カゴメは「県食育応援企業団」に登録されており、県教委が提唱する「ふくしま健康応援メニュー」の開発に協力している。今回の中華スープは、タマネギなど地元産食材と同社のトマトケチャップを取り入れ、中華だしの使用を控えることで、減塩効果が期待できる一品になっている。

 給食を食べた上野毅琉君(1年)は「トマトの味がしておいしかった。毎日食べたい」と喜んだ。

 ふくしま健康応援メニューは、学校給食で県産食材を使う機会を増やそうと、県内の小中学校で毎月19日に合わせて提供される。来年3月まで行われる予定。