「新型コロナ5類に」 痛みなくても定期健診

 

 このほど5類相当になり3年ほど続いたマスク生活が緩和された新型コロナウイルス感染症ですが、海外からの旅行客も規制なしの入国が可能となり、少しずつ元の生活を取り戻しつつあります。

 周期的なサイクルで感染が拡大し、第8波が収束してきたと思っていた後に再拡大しつつあり、第9の波も押し寄せる兆しがあります。これを繰り返しながら長い時間をかけてゆっくり収束していくのでしょうか?

 コロナウイルスの拡大を理由に歯の定期健診から足が遠のき歯周病やむし歯の悪化した患者さんが増え、収束を機に再受診する人も少なくありません。

 しかしコロナ禍で感染を危惧する病院では、予約制を徹底し予約外の患者さんの受け入れが難しくなっているのが現状です。数年ぶりの受診では体調の変化や飲んでいる薬の変化などさまざまな要因で病院側も急な受け入れを躊躇(ちゅうちょ)することも多いです。受け入れ側も感染に気を付けて診療を行っていますので定期的に歯科医院を訪れていたほうが良いのではないでしょうか。

 早速、痛みはないかもしれませんが、かかりつけ医に歯の定期健診の予約を入れてみてはいかがですか?(県歯科医師会)