減塩サミット2023 in 福島(Web発信)
「健康長寿日本一」を目標に掲げ、日々の食事の食塩を減らす意義や効果的に減塩を進める方策について考える「減塩サミット2023in福島」。2023年も新型コロナウイルス感染症対策のため、福島民友新聞の紙上開催とニュースサイト「みんゆうNet」でのWeb発信としました。
福島医大医学部循環器内科学講座教授の石田隆史氏による本事業の説明に続き、琉球大学グローバル教育支援機構保健管理部門教授の崎間敦氏が「健康長寿を目指して、はじめよう高血圧対策~塩分を減らして、野菜・果物を食べよう~」、広島県呉市、日下医院院長の日下美穂氏が「命のSDGsに重要なのは減塩環境と血圧コントロール」と題して基調講演しております。
講演要旨は3月22日付福島民友新聞紙面に掲載しました。紙面では福島学院大短期大学部食物栄養学科の学生が考案した減塩レシピも紹介しています。講演と減塩レシピの調理はYouTube動画でご覧いただけます。
減塩サミット2023 in 福島(Web発信) ー福島民友新聞紙面
新型コロナウイルス感染症対策のため、紙上開催とした「減塩サミット2023in福島(Web発信)」福島民友新聞の紙面を紹介します。
はじめに
減塩サミット2023in福島 「はじめに」
福島県立医科大学 医学部 循環器内科学講座教授 石田隆史氏
基調講演
テーマ「健康長寿を目指して、はじめよう高血圧対策~塩分を減らして、野菜・果物を食べよう~」
琉球大学 グローバル教育支援機構 保健管理部門教授 崎間敦氏
テーマ「命のSDGsに重要なのは減塩環境と血圧コントロール」
日本高血圧学会 実地医家部会顧問 減塩栄養委員会委員
日下医院院長 日下美穂氏
減塩レシピ ー福島学院大学短期大学部
減塩サミット2023in福島のために、福島学院大学短期大学部食物栄養学科1年の古山恵菜さん、櫻井瑠菜さん、菊田寧音さん、菅野咲さん、奥山耀大さんが減塩レシピを提案してくれました。減塩しつつもおいしく、栄養バランスに優れた料理2品を紹介します。
福島学院大学短期大学部食物栄養学科1年(写真前列左から)古山恵菜さん、櫻井瑠菜さん、菊田寧音さん(後列左から)菅野咲さん、奥山耀大さん
◆つけものパリパリ炊き込みご飯
<レシピの特長>うまみ成分である昆布に含まれているグルタミン酸、キノコに含まれているグアニル酸により、少ない調味料でも手軽に減塩することができます。生シイタケは電気釜でゆっくり加熱することでうまみ成分が増します。漬け物は細かく切って入れることで、ご飯に味が染み込みやすくなり、食塩が1グラム未満と少量でも満足感を得られます。(食物栄養学科1年 奥山耀太、古山恵菜)
◆鶏肉のイタリアン
<レシピの特長>ピーマンやパプリカは、食感が残るようにサッと炒めることがポイント。鶏肉は隠し包丁を入れることで食べやすくなり、火の通りがよくなります。鶏肉にかけるあんは、レモン汁を加えることで酸味を効かせ、減塩でも物足りなさを感じさせない味になります。鶏胸肉はたんぱく質やビタミンA、B群を多く含み低カロリーで、疲労回復に効果があります。ピーマン、パプリカ、トマトにはビタミンC、βカロテンが含まれ、美容効果や抗酸化作用が期待できます。(食物栄養学科1年 菅野咲、菊田寧音、櫻井瑠菜)
>>>>福島県立医科大学のサイトはこちら 減塩サミット2023in福島(Web発信)
主催 | 福島県立医科大学 福島民友新聞社 |
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協賛 | (株)ヨークベニマル 第一生命保険(株)福島支社 |
後援 | (一社)日本循環器協会、日本高血圧学会減塩・栄養委員会、福島県、(一社)福島県医師会、 (公社)福島県看護協会、(公社)福島県栄養士会、福島県食生活改善推進連絡協議会 |
協力 | 福島学院大学 |
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