支え合い生活習慣守ろう

 

 生活習慣は健康維持にとって非常に大事です。肥満・喫煙・飲酒による身体への影響は、場合によっては単独でも数百ミリシーベルトの被ばくに匹敵することもあります。

 加えて、体重・血圧・コレステロール・血糖値など、生活習慣病の管理も重要です。
 これら生活習慣の管理というと、節制・食事制限や運動といった個人の努力だけが注目される傾向にありますが、個人の力だけではどうしようもない場合も多くあります。

 必要不可欠なのは、家族・同居人、ご近所さんや職場をはじめとする、人や社会とのつながり、地域やコミュニティーのお互いの支え合いです。

 人間関係は面倒がたくさんあります。ただ、「隣のおじいさん、いつも散歩しているのに今日はしていない。どうしたのだろう?」とか、「(職場の同僚や部下が)近ごろ口数が少ない。どうしたのかな?」といった、ちょっとした気付きや支え合いで、私たちの健康は守られています。

 何かの薬や病院だけが守っているのではありません。