
坪倉先生の放射線教室
原発事故後、福島県の医療支援に入り内部被ばく検査を続けている坪倉正治医師=福島医大放射線健康管理学講座主任教授、相馬中央病院、南相馬市立総合病院、ひらた中央病院などに勤務=が、放射線を正しく、分かりやすく理解できるよう、イラストを交えて解説します。
- 生活環境変化、健康に影響
- 将来への遺伝的影響ない
- 増加した小児肥満が改善
- 避難者の糖尿病、悪化課題
- 平均より精神的状況悪く
- 検査対象拡充、がん発見増
- 甲状腺被ばくの量が重要
- 遺伝子異常、タイプに違い
- 甲状腺がん、低年齢少ない
- 被ばく影響、考え難い理由
- 食べ物からの被ばく微量
- 内部被ばく量を下方修正
- 原爆被ばく遺伝影響なし
- 子への突然変異見られず
- より実態に即した報告書
- 最新の報告書、先月に公開
- 放射線、遠隔操作で当てる
- 放射性物質 埋め込み治療
- 骨のがんを放射線で攻撃
- 服用治療、通常ヨウ素制限
- 放射性ヨウ素の服用治療
- 乳頭がん治療、基本は手術
- 「10年生存率」未進行は98%
- 甲状腺「乳頭がん」が最多
- 甲状腺、病気に合わせ検査
- 健康保つ甲状腺ホルモン
- 日本の医療放射線は多い
- 日本の医療、放射線量多い
- 日本の線量、世界平均より少ない
- 放射性ラドン、少ない日本の家屋
- 放射性ラドン、空気に存在
- 食物を通して放射性物質
- カリウム、遠い昔から存在
- カリウム、体内には一定量
- 必ず体からも放射性物質
- シーベルト、影響を数値化
- 人体影響の単位は「Sv」
- 坪倉先生の放射線教室 連載300回「生活のプラスになれば」
- 基礎知識が誤解を減らす
周囲の支援減、受診に遅れ
今回の原発事故による放射線被ばく量とその健康影響について、今年3月に国連の委員会(UNSCEAR)・・・[続きを読む]