坪倉先生の放射線教室
原発事故後、福島県の医療支援に入り内部被ばく検査を続けている坪倉正治医師=福島医大放射線健康管理学講座主任教授、相馬中央病院、南相馬市立総合病院、ひらた中央病院などに勤務=が、放射線を正しく、分かりやすく解説します。
- 生活により決まる基準値
- 基準値範囲、あくまで目安
- 発がん性物質 「量」が重要
- 放射線以外の影響も注意
- 生活習慣病、周囲も工夫を
- 環境の「変化」健康に影響
- 健康のために声掛け合う
- 患者数で影響判断しない
- 患者数増、安直表現に注意
- がん登録、患者数知る試み
- 病院ごとに患者数を算定
- 震災後の病気、人数に注意
- 放射線影響、遺伝よりがん
- 遺伝子の傷、自己修復可能
- 同量なら長期間が負担小
- 次世代へ遺伝的影響なし
- 内部被ばくほぼ検出せず
- セシウムは土に付く性質
- 区別できないがんの原因
- 放射線影響しやすい骨髄
- 血小板には止血する役割
- 白血病、血液正常に作れず
- 50センチの土で99%以上遮る
- 搬送車両通過、影響小さい
- 中間貯蔵への搬送2割弱
- 核実験禁止条約、効果なく
- 核使用の危機、何度も経験
- 東西冷戦、核保有を加速化
- 内部被ばく、摂取食品で差
- 「原発事故」避難基準に違い
- 甲状腺がんの世代に違い
- 食事で十分なヨウ素摂取
- 甲状腺の被ばく量に違い
- 原子力事故状況さまざま
- 複数の観点で治療法決定
- がん、見えるまで長い時間
- 「がん」形を変え免疫逃れる
- 「がん」なりやすさ遺伝関係
- がんは「制御利かない車」