福島・大原綜合病院、隣接施設でワクチン接種開始 動線に工夫

 
ワクチン接種の様子=大原綜合病院

 福島市の大原綜合病院は7日、同病院に隣接する「上町テラス2階」で市内の一般高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種を始めた。同日から3週目までは1日定員約40人で進めるが、4週目を迎える今月末ごろからは約90人に倍増させる。

 同病院では、3月から医療従事者への接種を担ってきた。その経験を基に、予診票の記入案内や、経過観察をする際の待機時間「15分」や「30分」(基礎疾患などがある人)を見分けるタグ、会場の動線など工夫をしている。市内に避難している浪江町の男性(65)は接種を済ませ「ようやく安心できる」と明るい表情を浮かべた。

 市は、医療機関約130施設で個別接種を進めている。同病院担当者は「通常診療に加え、今月からは市民健診が始まり、医療機関への負担が増している」と語った。
 5月31日現在、市の総接種回数は1万4030人で、うち個別接種は3442人となっている。