郡山市、訪問診療体制づくりに着手 新型コロナ感染第6波見据え

 
自宅療養者の訪問診療に向けて課題を出し合った分科会の初会合

 郡山市は8日、新型コロナウイルス感染再拡大で自宅療養者が増えた場合に備え、医師看護師による訪問診療の体制づくりに着手した。医療機関と連携した健康観察のほか、自宅療養者の体調が変化したときに適切に対応できる仕組みを構築し、住民の安全・安心につなげたい考えだ。

 市新型コロナ対策連絡調整会議の自宅療養者訪問診療分科会が同日、市内で初会合を開き、委員9人が訪問診療の実現に向けた課題を出し合った。会合は冒頭を除き非公開で、塚原太郎市保健所長は終了後「自宅療養者に適切な医療を提供できるよう、より良い体制を検討していく」と述べた。市は課題の解決策などを整理し、月内に2回目の会合を開く方針。

 市によると、県内が感染の「第5波」のさなかにあった8月中旬のピーク時、同市では約110人の自宅療養者が発生。現在は県内の感染状況は落ち着いているものの、「第6波」の到来で再び自宅療養者が急増した場合を見越し、訪問診療の体制構築を急ぐ。