コロナ感染状況、いわき市が独自指標 レベル2細分化、迅速対応

 

 新型コロナウイルスの感染状況を示す5段階の基準を巡り、いわき市は「警戒を強化すべきレベル」とされるレベル2を、さらに二つの段階に分ける独自の指標を設ける。市内で昨年夏にクラスター(感染者集団)が相次いだことを踏まえ、オミクロン株への対応で細かい指標が必要と判断した。細分化を図ることで、公共施設の利用制限や人員配備強化など迅速な対応につなげる狙いだ。

 11日の会見で、内田広之市長が明らかにした。5段階の各指標のうち「病床使用率」「感染経路不明割合」などの指標は同じだが、レベル2の「直近1週間の10万人当たりの新規感染者」について、県が15人以上としている指標を、5人以上で「レベル2―1」と分類し、担当職員の数を増強する。

 15人以上で「レベル2―2」として公共施設の利用を制限する。担当職員の数はレベルの上昇に従って増やし、レベル3では公共施設閉館を検討する。

 いわき市の10日現在の10万人当たりの直近1週間の新規感染者数は7.59人で、現在は「レベル2―1」の状態という。内田市長は「今は第6波の入り口。レベルに応じた対策を取っていきたい」と話した。