「症状あれば外出控えて」 内堀知事、感染拡大防止呼びかけ
行動制限のないお盆休みが明けたことを踏まえ、内堀雅雄知事は19日の福島県感染症対策本部員会議で日々の体調管理の徹底を改めて要請した。帰省や旅行など普段とは異なる行動をした人が多くあらゆる場面で新型コロナウイルスの感染リスクがあるとし、症状がある場合は外出せずに自宅で安静にするなど感染を広げない対策への理解を求めた。
感染リスクを下げるためにも1週間程度は、すいている時間の買い物や通信販売の活用、在宅勤務などを推奨。その上で「人との接触を極力避ける行動をお願いしたい」と呼びかけた。
また内堀知事は、夏季休業明けの学校など教育施設でのクラスター(感染者集団)発生防止に向けた対策も示し、登校・登園前の体調確認を要請した。
県教委は、部活動での宿泊を伴う遠征や合宿などの活動を当面の間、停止するほか、授業や部活動で感染リスクが高い活動については慎重に検討するように県立学校に通知した。市町村教委や私立学校にも県立学校の対応を参考とするように通知を発出した。