高校生のフラ日本一を競う「第12回フラガールズ甲子園」は18日、福島県いわき市で開かれ、いわき湯本が現校名で初の最優秀賞・総合1位の文部科学大臣賞(初代フラガール小野恵美子賞)に輝いた。ほかの県勢は、あさか開成が優秀賞・同3位、平商が特別賞・同4位(大和証券賞)を受賞し、いわき支援学校が奨励賞に選ばれた。NPO法人フラガールズ甲子園などでつくる実行委員会の主催。
県内7校を含む8都県の計22校が出場し、5曲の中から1曲を選んで踊る「課題曲の部」と、課題曲以外のフラ、タヒチアンダンスを踊る「自由曲の部」の合計得点で争った。
前回大会で4位だったいわき湯本は、フラダンス部19人で臨み、見事に昨年の雪辱を果たした。石川絵麻部長(3年)は「昨年以上に細かく振りをそろえることを徹底し『私たちが絶対に最優秀を取るぞ』という気持ちを強く持った。先輩たちの応援もあって取れた1位。すごくうれしい」と笑顔で語った。
19日にはいわき市のスパリゾートハワイアンズでエキシビションが行われ、新人賞を含む入賞8校が「フラの聖地」で堂々とした演舞を披露した。
◇最優秀賞 ▽総合1位・文部科学大臣賞(初代フラガール小野恵美子賞)=いわき湯本
◇優秀賞 ▽総合2位(初代フラガール賞)=綾瀬(神奈川)▽同3位=あさか開成
◇特別賞 ▽総合4位・大和証券賞=平商▽同5位・タウン形成外科クリニック賞=関東学院(神奈川)▽同6位・マルベリィ賞=オイスカ浜松国際(静岡)▽同7位・ロートは、ハートだ。賞=植草学園大付(千葉)
◇新人賞・いわきライキ賞=清水国際(静岡)
◇奨励賞=いわき支援学校、支援学校小牛田高等学園(宮城)