パリ五輪競泳日本代表の平井伯昌コーチが監督を務める東洋大水泳部の夏季合宿が22日、福島市の中央市民プールで始まった。同五輪男子400メートル個人メドレーで銀メダルを獲得した松下知之らが参加、31日まで練習に励む。見学は自由。
同大は、平井監督が同プールで開かれたイベントに参加したのを機に昨年から合宿を実施。初日は松下のほか、同五輪男子200メートル背泳ぎに出場した竹原秀一ら18人が参加し、25メートルや200メートルを3~8本泳いだ。
松下は「五輪で見つけた課題を合宿で克服し、(9月から始まる)日本学生選手権水泳大会に臨みたい」と語った。平井監督は「普段は室内プールで練習しているので、屋外の福島で泳ぐのは体力、精神面ともプラスになる」と話した。
OGの青木、大橋らも参加へ
23日からは同大出身で東京、パリ五輪競泳女子100メートル平泳ぎに出場した青木玲緒樹(れおな)(ミズノ)、27日からは東京五輪競泳女子個人メドレーで200メートルと400メートル2冠の大橋悠依(イトマン東進)が参加する。