福島市のJR福島駅東口の再開発事業を巡り、福島市と駅東口地区市街地再開発組合は、2028年の着工を予定している再開発エリアの一部を「イベントスペース」として活用する。市は10月からの利用開始を目指している。
木幡浩市長が23日、9月議会に提出する議案発表の記者会見で明らかにした。一般会計補正予算案に1600万円を計上する。
市によると、活用するのは福島医大福島駅前キャンパス側で、立体駐車場などを整備するエリア。市は秋祭りなどのイベントでまちなか広場や駅前通りと一体的に活用したい考え。イベントがない時はベンチやテーブルを設置し、市民が休憩できるスペースにするという。
木幡市長は、市民や議会からイベントなどで活用してほしいなどの声が多数あったといい「市内の活性化を図りたい」と語った。