台湾や本県などで活動するダンスユニット「福島もも娘 from Taiwan(フロム台湾)」のメンバーは25日、郡山市で開かれたFSG学園祭で、国際ビューティー&フード大学校の学生と力を合わせたステージを披露した。
グループをプロデュースするサクラ・シスターズ(飯舘村)が同校に衣装の制作を依頼したことで学園祭での共演が実現した。ステージでは学生がメンバー4人にヘアアレンジやメークを実演。4人は学生がデザインした衣装を身にまとい、ダンスなどのパフォーマンスで会場を沸かせた。
メンバーの「まどか」ことルーシーさんは「メークなど好みに合わせてくれて良かった。衣装はスカートやベルトの部分が気に入っている」と笑顔。「さくら」ことアイゴさんは「普段とは違った色合いやメークで自分の新しい部分が見つかった」と学生に感謝した。
衣装デザインを担当した上田夏生さん(ファッション学科2年)は「交流サイト(SNS)などで4人の私服から衣装をイメージした。(デザインした衣装で)実際に踊っている姿を見てうれしかった」と喜んだ。
サクラ・シスターズによると、今回制作された衣装は今後、イベントなどで着用される。同校とは台湾の展示会で販売するお菓子を協力して開発している。