来年1月にスタートするNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」に白河藩主・松平定信が登場することを受け、白河市は、「定信ゆかりの地」と書かれたのぼり旗を市内各地に掲げるなど、ドラマとタイアップした事業に乗り出す。鈴木和夫市長が26日の記者会見で明らかにした。
のぼり旗のほか、定信をメインに取り上げたパンフレットやポスターを作製し、各地で配布、掲示する方針。放送開始前の実施を予定している、市は9月議会の補正予算案に関連費用578万円を計上する。
鈴木市長は「定信が行った寛政の改革が悪政との声もあるが、詳しい背景が知られることでイメージが覆るような描かれ方を期待する」と語った。