福島交通(福島市)と会津乗合自動車(会津若松市、会津バス)は9月11日から順次、路線バスの全車両約500台と福島交通飯坂線で新たなキャッシュレス決済を導入する。両社などが27日、発表した。
9月11日からはクレジットカードなどのタッチ決済、10月16日からは電子マネー決済とQRコード決済のサービスを始める。福島交通飯坂線では10月16日から、Suicaなど交通系電子マネーも利用できる。路線バスでのSuicaなど交通系電子マネー利用については、2025年度をめどに始める予定。
10月16日からは、ICカード「NORUCA」と「AIZU NORUCA」の共通利用サービスを開始する。福島交通の路線バスと電車に「AIZU NORUCA」、会津バスの路線バスに「NORUCA」で乗車できるようになる。両カードのウェブでの定期券購入や、残高が設定額以下になった場合に自動でチャージするサービスも始める。
【導入するキャッシュレス決済】
◇9月11日導入=タッチ決済対応のカード(クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード)
◇10月16日導入=電子マネー決済(WAON、nanaco)、QRコード決済(PayPay、楽天Pay、d払い、メルペイ、auPAY、J―CoinPay、Alipay、WeChatPay)、交通系電子マネー(福島交通飯坂線のみ)