県内の高校生年代のチームが争う「高円宮杯JFA Uー18サッカーリーグ2024福島」(通称Fリーグ)は31日、広野町のふたば未来高グラウンドなどでF1(1部)とF2(2部)の計13試合が行われた。F1では郡山が1ー0で福島工に勝利した。
県サッカー協会の主催、福島民友新聞社、福島中央テレビ、読売新聞東京本社福島支局の共催、実行委員会などの主管、モルテン、ミカサの協賛。
▽F1
いわきFCUー18 3ー1 福島ユナイテッドUー18
学法石川 4ー0 福島東
尚志サード 1ー0 帝京安積セカンド
ふたば未来 2ー0 東日大昌平
郡山 1ー0 福島工
▽F2
相馬 2ー1 東日大昌平セカンド
学法石川セカンド 6ー1 聖光学院セカンド
日大東北 2ー2 福島ユナイテッドUー18セカンド
いわき湯本 1ー0 福島成蹊
須賀川創英館 3ー0 郡山商
安達 3ー2 安積
磐城 5ー0 平工
いわきFCUー18セカンド 5ー2 いわき光洋
南條、価値あるゴール
郡山は福島工に勝利したことでF2降格圏との勝ち点差を6に広げ、F1残留に一歩前進した。後半7分、PKから決勝点を決めたゲームキャプテンのFW南條知葵(さとき)は「気持ちが折れることなく、全員が戦った結果だ」と胸を張った。
前半は相手の決定機を体を張ってしのぎ、後半は運動量で上回った。サイドからのクロスで攻撃を仕掛けると、相手のハンドでPKを獲得して決勝点につなげた。「狙い通りの攻撃だった」と南條も納得の展開だった。残りのリーグ戦は4試合。南條は「チーム一丸で戦っていく」と意気込んだ。