県は2日、県民の健康指標の改善に向けた「第3次健康ふくしま21計画」(2024~35年度)で重点スローガンとして掲げた「みんなでチャレンジ!減塩・禁煙・脱肥満」のロゴデザインを発表した。県は、県民の健康意識向上に向けて企業などにロゴを積極的に使ってもらえるよう周知したい考え。
ロゴは、計量スプーンに塩を半分入れて「減塩」、たばこに禁止を意味するマークを付けて「禁煙」、肥満の文字にメジャーを巻いて健診をイメージさせて「脱肥満」をそれぞれ表現した。さまざまな用途で使用できるように文字とイラストのデザインを作成した。
ロゴデザインは、県のホームページから自由にダウンロードできる。県は「チラシやイベントで活用し、スローガンを周知したい」(健康づくり推進課)としている。
健民アプリでキャンペーン
県は10月~来年2月、県民の健康づくり支援を目的に配信している「ふくしま健民アプリ」を使った二つのキャンペーンを行う。
10月からは、日々の体重や歩数、食事時間を記録する「ふくしま測って健康チャレンジ」を展開。本年度は、たばこの喫煙本数を記録する機能を追加し、禁煙に挑戦する人の健康管理も支援する。エントリー期間は6日から。期間は10月1~31日、12月1~31日、来年2月1~28日の3回で、随時参加できる。
11月1~30日は、アプリのグループ機能使い3人一組で歩数を競う「チーム対抗バーチャルウォーキング大会」を初めて開く。エントリー期間は10月上旬から。
いずれのキャンペーンも賞品を用意している。