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学石・金原埜乃が女子1500V 福島県高校新人陸上

09/08 09:35

【女子1500メートル決勝】4分32秒96の自己ベストで優勝した金原埜乃(学法石川)(左)=いわき陸上競技場

 第64回県高校新人体育大会陸上競技大会は7日、いわき市のいわき陸上競技場で開幕した。初日は男女12種目の決勝が行われ、男子棒高跳びで武藤利仁(りひと)(福島成蹊2年)が4メートル35で2連覇を達成した。女子1500メートルは金原埜乃(のの)(学法石川1年)が4分32秒96で優勝した。男子400メートルリレー予選では日大東北(小針星砂、鈴木我空、相楽潤乃介、御代田弘亮)が41秒46の大会新記録で決勝に進んだ。

 競り合い制し自己新

 女子1500メートルの金原埜乃は自己ベストを更新する4分32秒96で優勝し「悔しい思いもしてきたのでタイムがついてきてうれしい」と笑顔を浮かべた。

 周回を重ねるたびに同じ学法石川の1年岩橋菜乃と先頭が入れ替わり、勝負は最後の直線までもつれたが競り勝った。金原は「学校内での争いもあるので勝ち切れて良かった」と振り返る。

 陸上のために栃木県の実家を離れて寮生活を送る。「両親と離れて心細さはあったが自分を強くしてくれている」と生活の変化が自身の走りの成長につながっている。「さらに走りを安定させ、最終的な目標は都大路やインターハイで活躍すること」と金原。さらなる大舞台での活躍を誓った。

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