解体工事が済んでいる牡丹台運動公園内の牡丹台水泳場の跡地利活用を巡り、須賀川市は跡地を暫定的に駐車場として利活用する方針を示した。10日に行われた9月議会の一般質問で本田勝善議員の質問に大寺正晃市長が答えた。
駐車場には新たに約200台が駐車できる予定。現在、跡地の地盤安定化を図っている。来年度中に整備工事が完了し、利用開始が予定されている。同公園の駐車場には約100台駐車できるが、市民らから駐車場の拡充を求める声が上がっていた。
牡丹台水泳場は1976年6月にオープン。2020年から休場していた。利用者数が減少傾向にあったことに加え、経年により改修経費が増大するなど施設維持管理の継続が困難なこともあり、昨年3月に廃止されていた。