• X
  • facebook
  • line

「パトガチャ」で防犯活動 双葉署がマシンを県内初導入

09/14 08:25

県内初活用のガチャガチャマシン「パトガチャ」。双葉署管内の中学生が作製した広報パネルも披露された

 双葉署は少年の非行防止や防犯意識向上を目的に、パトカー柄のガチャガチャマシンを県内で初めて購入し、「パトガチャ」と名付けて広報活動に活用することにした。10日に同署でお披露目された。

 広報パネルも作製

 パトガチャを利用した非行防止・防犯の広報活動は県内初の取り組み。浪江地区防犯団体連合会と富岡地区防犯協会連合会がガチャガチャマシンの購入予算を負担した。

 ガチャガチャの中には、防犯グッズや反射材、防犯ホイッスルなどが入っている。広報活動時、子どもたちを対象に非行防止・防犯を学んでもらい、参加者にガチャガチャマシンを楽しんでもらう。

 管内の各中学校の協力を得て、パトガチャを広報するパネルも作った。佐久間正和署長は「パトガチャを楽しみながら非行防止や防犯意識の向上につながれば」と狙いを語った。

 富岡地区少年警察ボランティア協会の鈴木文子会長は「子どもたちの学びにつながってほしい」、浪江地区少年警察ボランティア協会の近藤公孝会長は「子どもたちに興味を持ってもらうには良い取り組みだ」と話した。パトガチャと広報パネルは14日に広野町・二ツ沼総合公園で開かれるイベント「ふたばワールド」のブースで初めて活用する。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line