レギュラーシーズンの開幕前に行われるバスケットボール男子Bリーグの公式カップ戦「東北カップ」は14日、青森市のカクヒログループスーパーアリーナで開幕し、1回戦2試合が行われた。2部(B2)の福島ファイヤーボンズはB2の山形ワイヴァンズに76ー86で敗れた。
福島は第1Q終了時点で同点としたが、第2、第3Qでいずれも25失点して点差を広げられた。ミカエル・ホプキンスが22得点、11リバウンドで貢献し、田渡凌が8アシストを記録するなどしたが、及ばなかった。
栗原貴宏ヘッドコーチは「3点シュートで流れをつかまれた。勝ちを重ねるには守備から流れをつかむことが重要」とコメントした。
大会は東北地域に本拠地を置くBリーグの6チームがトーナメントで優勝を争う。福島は15日午前11時から、同会場でB3の岩手ビッグブルズとの5位決定戦に臨む。決勝は同会場で16日午後2時から。
笠井が新副主将に
バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の福島ファイヤーボンズを運営する福島スポーツエンタテインメントは14日までに、副主将の1人をパワーフォワードの菅沢紀行(37)からポイントガードの笠井康平(31)へ変更したと発表した。
山根謙二ゼネラルマネジャーは変更理由について「(菅沢選手に)チームルールを乱す行動が認められたたため」とした。その上で「菅沢選手は反省と行動変化を約束してくれた。役職は変われども、チームファーストで悲願達成のためにプレーしてくれると思う」とコメントした。