県内の高校生年代のチームが争う「高円宮杯JFA Uー18サッカーリーグ2024福島」(通称Fリーグ)は14日、いわき市のいわきFCフィールドなどでF1(1部)とF2(2部)計12試合が行われた。
F2の順位決定戦では福島成蹊(A1位)が学法石川セカンド(B1位)を2ー1で下して優勝し、初の1部昇格を決めた。F1ではいわきFCUー18が福島工に10ー1で勝利した。
県サッカー協会の主催、福島民友新聞社、福島中央テレビ、読売新聞東京本社福島支局の共催、実行委員会などの主管、モルテン、ミカサの協賛。
◇F1
尚志サード 1ー1 学法石川
福島ユナイテッドUー18 3ー0 福島東
ふたば未来 2ー0 帝京安積セカンド
郡山 1ー1 東日大昌平
いわきFCUー18 10ー1 福島工
◇F2
磐城 3ー2 安積
聖光学院セカンド 8ー2 東日大昌平セカンド
郡山商 3ー0 いわきFCU―18セカンド
日大東北 3ー0 いわき湯本
須賀川創英館 2ー0 安達
福島成蹊 2ー1 学法石川セカンド
福島ユナイテッドUー18セカンド 2ー1 相馬
F1いわきFC俣田が4ゴール
F1のいわきFCU―18は福島工を10ー1で下し、4連勝を達成した。3トップの一角として4ゴール3アシストの活躍を見せた俣田博紀(磐城桜が丘3年)は「ロングボールからゴールに直結する攻めができた」と振り返った。
DFが2人のみという超攻撃的な布陣をし、運動量や競り合いの強さで圧倒。立ち上がりに先制を許したがすぐさま逆転し、最後まで懸命に攻め続けた。
それでも俣田が「FWを中心にもっと得点を取れる試合だった」と悔しがったのは、プリンスリーグ昇格に向けた2位以上の可能性を少しでも広げるためだ。上位陣との勝ち点差を考えると条件は厳しいが、チームは最善を尽くす。俣田は「先のことは考えず、一つ一つの試合に集中したい」と意気込んだ。