飛行機レースの国際大会「エアレースX」2024年シリーズ第2戦は15日、決勝トーナメントのフライトが大会公式ユーチューブチャンネルで公開され、福島市のエアレースパイロット室屋義秀(51)が今季初の1位となり、33ポイントを獲得した。2位となった第1戦と合わせて59ポイントとし、総合順位で首位に浮上した。
予選をトップで通過した室屋は準々決勝でマルティン・ソンカ(チェコ)、準決勝でエマ・マクドナルド(オーストラリア)を破ると、決勝ではパトリック・デビッドソン(南アフリカ)を下した。室屋は予選、決勝ともに1位となり、完全勝利を果たした。
エアレースXには今シーズン、室屋をはじめ6カ国から8人のパイロットが参戦している。世界各地のそれぞれの拠点で同じレイアウトのコースを飛行してタイムを競う。計3戦が行われ、最も多くのポイントを獲得したパイロットが王者となる。
最終第3戦は10月19日に行われる。