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聖光学院が無失点リレー 秋季高校野球福島大会、ベスト16出そろう

09/18 07:45

【聖光学院―只見】初戦突破を決め、笑みを浮かべる聖光学院の選手たち=あづま球場

 第76回秋季東北地区高校野球県大会は第6日の17日、あづま球場(福島市)で2回戦2試合が行われ、ベスト16が出そろった。4連覇を狙う聖光学院は只見に13―0の七回コールドで快勝。会津も福島工に六回コールド勝ちで3回戦進出を決めた。第7日の21日はあいづ球場とヨークいわきスタジアム(いわき市)で3回戦4試合が行われる。

 ベンチ入り19人、持ち味を発揮

 聖光学院が4連覇に向けて危なげないスタートを切った。ベンチ入りメンバー19人が出場し、それぞれの持ち味を発揮して勝利に貢献。主将の竹内啓汰(2年)は初戦を迎えた新チームについて「それぞれの個性が強い。誰が出ても役割を果たすことができる」と自信を見せた。

 攻撃では積極性が目立った。初回、1、2番の打者が早いカウントから安打を放ち、無死一、二塁で打席に立ったのは今夏の甲子園を経験した菊地政善(同)。「チームのためのプレーを心がけている」という3番が初球をとらえると、中堅手のグラブをはじく適時三塁打となった。以降も代打の選手の適時打などで得点を重ねた。

 投げては4投手の継投で無失点と、試合の主導権を握り続けた聖光学院。斎藤智也監督も「層は薄くない」とチームを評価する。目標は東北大会優勝校が出場できる神宮大会。竹内は、「チーム全員が自分のやるべきことをやっていく」と表情を引き締めた。(高田泰地)

◎ーーあづま球場ーー◎

2回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9
会津 4 0 0 3 4 8 19
福島工 0 0 1 0 3 0 4

(6回コールド)

◎ーーあづま球場ーー◎

2回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9
聖光学院 4 1 1 0 0 1 6 13
只見 0 0 0 0 0 0 0 0

(7回コールド)

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