郡山市上下水道局は18日、旧工業用水道施設撤去工事の制限付き一般競争入札(電子入札)で、積算設計書に誤りがあり、入札を中止したと発表した。市関係の発注工事での書類の誤りによる入札中止は8月から4件目。
上下水道局によると、今回の入札は9日付で公告。その後、入札に参加した事業者から指摘があり、積算設計書の一部に誤りが判明した。27日に開札予定だったが、積算設計書を見直し、改めて入札を公告する。
入札を巡る同様のミスが相次いでいることを受け、市は複数人による再チェックの徹底などに加え、各部署に他の自治体を含めたミスの事例や防止策などを共有している。担当課は「より実効性のある指導をしていく」としている。