水素供給事業を展開するふくしまハイドロサプライ(浪江町)は18日、南相馬市の福島ロボットテストフィールドに移動式水素ステーションを開設した。営業は毎週水曜日の午前11時~午後2時で、予約すれば誰でも利用できる。
同フィールドの駐車場に電気設備を整え、移動式水素ステーションが駐車可能なエリアを設けた。浪江町の福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)で製造された水素を燃料電池車(FCV)に供給する。
水素はマイナス40度の気体となっており、10分ほどで車に供給される。利用料金は水素1キロ当たり1300円。予約は電話(024・563・3144)で。
ふくしまハイドロサプライは、アポログループ(福島市)のグループ会社で、浪江町や福島市でも移動式水素ステーションを運営している。