福島市は19日、パリ・パラリンピックのボッチャ個人女子(脳性まひBC1)、団体の両種目で銅メダルを獲得した同市出身の遠藤裕美選手(38)=県ボッチャ協会=に市スポーツ賞を贈ると発表した。受賞は4人目で、25日に同市役所で授与式を行う。
遠藤選手はボッチャの日本勢女子個人で初めてとなるメダルを獲得した。5日には市役所でボッチャ・チームの3位決定戦のパブリックビューイングが開かれるなど、ボッチャ競技の振興にも尽力。市は市民に勇気と感動を与えたとして授与を決めた。
過去の受賞者は、同市出身で元サッカー女子日本代表監督の高倉麻子さん、同市在住のエアレースパイロット室屋義秀選手、2022年の大相撲春場所で初優勝した同市出身の若隆景関(本名大波渥、荒汐部屋)の3人。