JR東日本は21日、福島県郡山市の郡山総合車両センターを5年ぶりに一般公開した。多くの家族連れらが訪れ、体験乗車などを通じて鉄道の仕事に触れた。一般公開は新型コロナウイルスの影響で中止となっていた。
東北線の電車や緑色が特徴的なイベント車両「風っこ」などが展示された。来場した子どもたちは電車の運転席に座って運転士気分を味わったり、車両を移動させる装置「トラバーサー」に乗車体験したりした。
家族3人で訪れた郡山市の村上聡一ちゃん(6)は「運転台の警笛を鳴らせて楽しかった。将来は電車の運転士になりたい」と目を輝かせていた。