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縄文時代の南相馬紹介 市博物館が企画展、製塩土器など730点

09/23 08:00

縄文土器がずらりと並ぶ企画展

 南相馬市博物館の企画展「縄文みなみそうま」は21日、同博物館で始まった。縄文時代(2400~16000年前)の市内の遺跡から出土した土器や土偶など約730点が並び、縄文時代の人々の暮らしを紹介している。11月24日まで。

 小高区の国史跡「浦尻貝塚」に今月、浦尻貝塚縄文の丘公園が開園したことを記念して企画した。爪でつまみ、模様を描いて作られた市内最古とされる土器や、塩作りに使われた製塩土器などを展示。浦尻貝塚から出土した眼鏡をかけたような様子の遮光器土偶のほか、鹿島区で見つかった「くるみかご」も並び、南相馬の縄文時代に思いをはせることができる。

 出土した本物の土偶や動物の骨など約50点は、日時限定で触ることもでき、市文化財課の川田強課長は「縄文を身近に感じてほしい」と来場を呼びかける。観覧料は一般400円、高校生200円、小・中学生100円。月曜日(月曜日が祝日の時は火曜日)休館。入館時間は午前9時~午後4時。問い合わせは市博物館(電話0244・23・6421)へ。

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