日銀が発表した東北の主要な夏祭りの今年の入り込み客数は天候などの影響で一部の祭りで前年を下回ったものの、多くの祭りで前年を上回った。県内は福島わらじまつり、相馬野馬追、郡山うねめまつりで、前年より2万7千人多い計56万人が訪れた。
県内の内訳は福島わらじまつりが30万1千人(前年比3千人増)、相馬野馬追が13万人(同9千人増)、郡山うねめまつりが12万9千人(同1万5千人増)。東北最多は仙台七夕まつりで203万6千人(同23万3千人減)、次いで八戸三社大祭の156万5千人(同14万9千人増)だった。
入れ込み客の特徴としては、首都圏や関西などの遠方客や、インバウンド客が増加したとの声が上がったという。ただ、コロナ禍前の2019年の入れ込み客数を下回った夏祭りが多かった。