安積国造神社の秋季例大祭は27日、郡山市の同神社などで始まった。初日は式典が行われたほか、地域の子どもたちが「八幡ばやし」を奉納した。
子どもたちによる「お囃子(はやし)くらべ」は境内にある御神楽殿で行われ、周辺の5町会の子どもたちが演奏。笛や太鼓を奏で、祭りに向けて練習してきた「しずめ」「おこし」「いさみ」「いのり」の4曲をそれぞれ披露した。
28日午後7時からは、同市の駅前大通りで「山車まつり」が行われる。16町会の山車や子どもみこしが、八幡ばやしのおはやしとともに通りを威勢よく練り歩く。同神社と八幡ばやし保存会の主催、福島民友新聞社の共催。
最終日の29日は午後7時から本みこしと各町会のみこしによる「御輿還御(みこしかんぎょ)」などが行われる。