安積国造神社の秋季例大祭山車まつりは28日、福島県郡山市の駅前大通りで開かれ、各町会の山車がおはやしとともに通りを練り歩いた。同神社と八幡ばやし保存会の主催、福島民友新聞社の共催、郡山商工会議所、各商店街の後援。
山車まつりは江戸中期の1738(元文3)年に始まったとされ、郡山宿の繁栄を伝えている。大通りに16町会の山車が集結。子どもたちが太鼓や笛でにぎやかにおはやしを演奏し、中心市街地は熱気に包まれた。
開会式では高野輝次八幡ばやし保存会幹事長、福島民友新聞社の小野広司常務郡山総支社長らが鏡開きした。福島民友新聞社は恒例の祝い酒を振る舞った。例大祭最終日の29日は神輿還御(みこしかんぎょ)などが行われる。