◎ーーあいづ球場ーー◎
3位決定戦 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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学法石川 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 7 | 11 | |
ふたば未来 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
(8回コールド)
第76回秋季東北地区高校野球福島県大会は最終日の29日、あいづ球場(会津若松市)で決勝と3位決定戦が行われた。3位決定戦では学法石川がふたば未来に11―1で八回コールド勝ちし、5年連続24度目の東北大会出場を決めた。
東北大会の最後の切符は、2年連続のセンバツを目指す学法石川が圧巻の試合運びで手にした。七回に勝ち越しの内野安打を放った学法石川の小宅海叶(かいと)(1年)は「東北大会に行くことができてほっとしている」と笑顔を浮かべた。
この日は、5打数4安打と打線をけん引。1―1で迎えた七回表、2死三塁の場面で外角真ん中の直球を二塁方向へ飛ばし、三走を生還させた。「仕事ができたと思う」と、大きく勝利をたぐり寄せる一打に。好調の要因は「打席に入る前に、笑顔をつくること」。緊張もほぐれたことで強気に戦い続けることができた。
昨年、県大会3位で出場した東北大会で4強入りした学法石川。2年連続の上位進出に向け、小宅は「トップバッターとして、がむしゃらに出塁し、次の打者につなげたい」と全力で臨む姿勢を見せた。