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いわき産ネギ使ったドレッシング開発 平商高生とマルト、内池醸造が協力

2025/11/12 10:40

ねぎねぎ和風ガーリックドレッシング(左)とねぎねぎシーザードレッシング
内田市長(左から4人目)に商品の完成を報告した渡辺さん(同5人目)と山崎さん(同6人目)ら

 平商高の生徒とスーパーなどを展開するマルト(いわき市)などは6日、市役所に内田広之市長を表敬訪問し、地元農産物を生かして共同開発した2種類のドレッシングの完成を報告した。

 産学官連携商品開発プロジェクトの取り組み。生徒13人が内池醸造(福島市)の協力を得ながら、4月から試作を重ねてきた。

 開発したのは市産のネギを使用した「ねぎねぎ和風ガーリックドレッシング」と「ねぎねぎシーザードレッシング」(ともに430円)。マルト勿来駅前店を除く36店舗で販売している。

 マルトの安島浩社長や平商高の佐竹建城校長、代表生徒の渡辺涼夏さん(3年)、山崎美佳さん(同)、内池醸造の岩本日出明常務らが市役所を訪れた。渡辺さんは和風ガーリックドレッシングについて「米油を使用し、さっぱりとした口当たりにした。ネギの食感も楽しめる」、山崎さんはシーザードレッシングについて「パスタやオムライスにもよく合う」とPRした。試食した内田市長は「野菜の味を引き立てる」と話した。

 訪問後、生徒らは市役所で商品の販売実習を行った。10月には店頭での販売実習も行った。

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