県卓球協会が12月下旬に予定していた中国河北省石家荘市への選手派遣事業について、派遣を延期することが28日、同協会への取材で分かった。日中間の不安定な情勢を懸念する石家荘市側の延期要請を受けての対応で、同協会は協議の末に延期を決めた。
同協会は日中交流や若手選手の強化などを目的に、河北省の正定国際卓球センターに20年間にわたり毎年選手を派遣し、交流を深めてきた。
今回は新型コロナウイルス禍などを経て6年ぶりの派遣事業で、本県や長野県の小学生から高校生ら約30人が参加し、中国の一流選手らと現地で卓球合宿を行う予定だった。
同協会によると、石家荘市側から21日ごろに「現在の国際情勢では良い交流ができない」などという事業の延期要請があった。同協会の斎藤一美会長は福島民友新聞社の取材に「長年続く卓球を通じた交流が閉ざされるのは非常に残念。情勢が回復すれば必ず派遣事業を行い、中国との友好を今後も続けていきたい」と話した。
