会津大短期大学部は8日、グーグルフォームを使った申し込み手続きの初期設定でミスがあり、申請者の個人情報が漏えいしたと発表した。ミスがあったのは3件の手続きで、過去の入試問題の資料請求で64人分、公開講座2件の参加申し込みで計27人分の個人情報が閲覧できるようになっていた。
同短期大学部によると、情報が悪用されるなどの被害は確認されていない。入試問題の資料を請求した人から指摘を受け、7日にミスを把握した。表示設定の際に「結果の概要を表示する」を「ON」にしたため、申請した人は受け付け後の画面に「前の回答を表示」というリンクがあり、過去の申し込み内容を見ることができる状態だったという。
閲覧可能となっていた個人情報は、昨年10月~今月7日に入試問題を請求した人の住所や氏名、電話番号、郵便番号、出身高校。公開講座2件については「英語発音のベーシックトレーニング」(2023年9月開催)と「学会分類2021と嚥下(えんげ)調整食その解説と実際」(昨年2月開催)への参加を申し込んだ人の氏名と電話番号。
