ウィーンを拠点に活躍するコロラトゥーラ・ソプラノ歌手の田中彩子さんの「田中彩子 ソプラノ・リサイタル2026in郡山」は来年4月18日午後2時から、郡山市のけんしん郡山文化センターで開かれる。
コロラトゥーラとは「音符に色彩を加える」という言葉から生まれたイタリア語で、高い音域を鳥のさえずりのように軽やかに歌う。この技法で世界中を魅了する田中さんの声は「天使の歌声」と称され、2019年にはNewsweek誌の「世界が尊敬する日本人100」にも選出されている。
当日はバッハの「羊は柔らかに草を食(は)みBWV208」、シュトラウスの「春の声」などの名曲の数々を披露する。また、後半には1960年代の映画音楽も披露する予定だ。
「春らしさを感じる曲を選んだ」と田中さん。「クラシック好きな方はもちろん、普段は聴かないという方にも楽しんでいただけるようなプログラムになっている」という。郡山市での初公演に「ずっと来てみたいなと思っていた場所なので、とても楽しみ。気軽に見に来ていただけたらうれしい」と呼びかけた。
公演はWOWOWプラスと福島中央テレビの主催。チケットは一般6000円、学生2000円。全席指定。未就学児は入場不可。同文化センターやうすい百貨店、チケットぴあ、ローソンチケットなどのプレイガイドで販売中。問い合わせは福島中央テレビ事業部(電話024・924・1100、平日午前9時半~午後5時半)へ。
