福島県南相馬市小高区の国史跡「薬師堂石仏」の周辺で、平安時代初頭に作られたとみられる土器が出土したことが8日、市教委への取材で分かった。石仏は形状から平安時代前期に彫刻されたと推測されてきたが、土器の出土によって年代が裏付けられた形だ。土器には宗教的儀式に使われたとみられる油や煙の跡があり、市教委は「仏教文化を改めて証明できた」としている。 市教委によると、石仏周辺の建物の整備に向けた発掘調...
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