衆院選「選挙公報」印刷始まる 福島選挙区、前回比3.1万部増

 
選挙公報を確認する県選管の職員

 衆院選の候補者や政党の政策を家庭に届ける選挙公報の印刷が11日、福島市の印刷会社の工場で始まった。この日は県内5小選挙区の候補者分89万1500部が印刷された。18歳選挙権の適用に伴い、2014(平成26)年12月の前回衆院選より3万1000部増えた。

 選挙公報は小選挙区のほか比例代表、最高裁判所裁判官国民審査の3種類。比例代表と国民審査は各88万450部で前回より3万850部の増加。比例代表は14日、国民審査は12日に印刷される。

 11日の選挙公報の印刷では、立ち会った県選管の職員が仕上がりを確かめていた。

 選挙公報は15日に発送され、新聞折り込みなどで20日までに届けられる。