【福島1区当選】無所属前・金子恵美氏 「弱者生まない社会を」
公示直前の混乱を結束に変え、自民前職の壁を破った。金子恵美さん(52)の衆院議員2期目を告げる吉報が届くと、福島市の事務所に詰め掛けた支援者は歓喜に沸いた。
民進に党籍を置きながら無所属での出馬となった今回の衆院選。「比例復活」の退路を断つことで、陣営には強い連帯感が生まれた。
他党の予定者が立候補を取りやめたことで実現した野党共闘も追い風となった。序盤は横一線だったが、草の根の選挙活動で終盤にリードし、相手の猛追を退けた。
期間中に一貫して訴えたのは、弱者を生まない社会づくりと原発事故からの心の復興。金子さんは「誰もが居場所と役割のある社会を実現する。福島の真の復興のために、もう一度働かせていただく」と話した。
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