民進党新代表に大塚氏 金子氏ら福島県3議員から「歓迎の声」

 

 民進党は31日、両院議員総会を開き、辞任した前原誠司氏(55)の後任となる新代表に参院議員の大塚耕平広報局長(58)を選出した。大塚氏以外に立候補の届け出はなく、無投票で了承された。

 本県関係の民進系議員からは大塚耕平代表の就任を歓迎する声が上がった。

 参院の増子輝彦氏(福島選挙区)は「政策通で人格も円満。党をまとめていくことが重要な局面で好ましいリーダー」と評価した。その上で「参院民進党が一致結束し、衆院と連携して国民の信頼に応えることが重要だ」と指摘した。

 民進党籍を持つが、衆院では無所属で活動する玄葉光一郎氏(福島3区)は「大塚さんは現実路線の人。希望の党と立憲民主党の結節点になってほしいと期待したい」と述べた。

 同じく無所属で、衆院会派「無所属の会」で活動する金子恵美氏(福島1区)は「自公政権にノーと言う固まりをつくろうとする思いは届いた。しっかり支えたい」と語った。