福島県内開票は午前1時終了 衆院選・5小選挙区、最終は郡山

 

 衆院選(19日公示―31日投開票)の県内5小選挙区の結果は、11月1日午前1時に確定する見通しとなった。県選管が13日、県内59市町村の開票終了予定時刻を発表。最も遅い郡山市(福島2区)が同時刻での終了を予定している。

 1区は福島市の同1日午前0時10分、3区は矢吹町の31日午後10時20分、4区は会津若松、喜多方両市の同午後11時、5区はいわき市の同午後11時10分が最後となる見通し。県内で最も開票終了予定時刻が早いのは、檜枝岐村の同午後8時20分。最も遅い郡山市は、前回に比べて開票終了が15分遅れると見込んでいる。県選管によると、新型コロナウイルス感染症対策による開票業務に従事する職員の削減が要因という。

 開票開始は福島、会津若松、喜多方各市など6市町が前回から15分~1時間繰り上げる。比例代表は郡山市の11月1日午前2時を最後に、全59市町村での開票が終了する見通し。

 また、県選管によると、県内59市町村に開設予定の1235投票所のうち、12市29町15村の計975カ所で終了時刻が繰り上げられる。内訳は午後6時までの「2時間繰り上げ」が最多の674カ所で、同7時までの「1時間繰り上げ」が291カ所、同5時までの「3時間繰り上げ」が9カ所。また浪江町は郡山市に開設予定の投票所を「午前9時~午後5時」とする。

 郡山、猪苗代、三春の3市町と福島市の一部は投票終了時間の繰り下げなどを行わず、規定の「午前7時~午後8時」とする。