【データで見る福島県小選挙区】候補者10人の平均年齢は55.8歳

 

 東日本大震災、東京電力福島第1原発事故から10年が過ぎ、発生から4回目となる衆院選。県内5小選挙区の候補者や有権者数がどのように変化したのか、データから探った。

 県内小選挙区に立候補した10人の平均年齢は55.8歳で、前回と比べて2.9歳下がった。

 年代別で最も多いのは50代の3人で、40代、60代、70代が各2人、20代が1人。最高齢は73歳、最年少は29歳だった。

 また女性候補は1人で、2~5区は男性同士の戦いとなった。女性候補が1人にとどまったのは2009(平成21)年の第45回以来。12年と14年は4人、前回は3人だった。

 1区最多20万2546人 候補1人当たり有権者

 本県の選挙人名簿登録者数(県内有権者数、18日現在)157万6378人に対し、5小選挙区に10人が立候補しており、1人当たりの有権者数は15万7638人となった。

 選挙区別では1区が20万2546人で最も多く、2区が17万4006人で続いた。以下、5区が16万467人、3区が13万2315人で、最も少ない4区は11万8856人となった。