福島県の期日前投票、前回同時期比1.2倍 有権者の16%、26万人

 

 県選管は29日、衆院選の期日前投票中間状況(28日現在)を発表した。投票者数は26万1449人で、2017(平成29)年の前回同時期の1.2倍(4万4180人増)となった。県内の全有権者数に占める割合は16.57%に上っている。

 市町村別で投票者数が最も多いのは、郡山市の4万2854人で、福島市4万357人、いわき市3万2973人と続き、会津若松市(1万6342人)、南相馬市(1万2948人)でも1万人を超えた。前回同時期に比べ、最も伸び率が高かったのは玉川村で61%上昇。柳津町と矢祭町でも50%以上上昇した。

 ただ、7町村では投票者数が前回同時期を下回っているほか、25日の前回発表時から伸び率が鈍化しており、県選管は「期日前投票は30日まで行われる。ぜひ投票に参加してほしい」と有権者に呼び掛けている。

不在者投票は5810件

 県選管は28日現在の不在者投票の中間状況も発表。同日までに届いた不在者投票は5810件で、投票用紙は1万1894件に交付した。