福島県内13市の期日前投票は29万7032人 前回より4936人増

 

 衆院選は30日、期日前投票が終了した。福島民友新聞社のまとめによると、県内13市は同日までに、2017年の前回衆院選より4936人多い、29万7032人が投票した。

 投票数が最も多かったのは郡山の6万1963人(前回同期比2.5%増)。次いで福島5万7791人(同1.4%増)。最も投票者数が伸びたのは相馬で、前回同期比20.0%増えた。一方、いわき、伊達は前回に比べて投票者数が減った。

 県選管は30日、衆院選における県内59市町村の29日現在の期日前投票者数を発表した。同日までに31万2677人が投票し、前回の約1.13倍(3万6001人増)となった。全有権者に占める割合は19.82%に上っている。

 市町村別では、郡山市の5万311人が最多で、福島市4万7420人、いわき市3万9353人と続いた。会津若松、南相馬、須賀川、伊達の4市も1万人を超えた。前回同期に比べ、最も伸び率が高かったのは柳津町で44%上昇。このほか、玉川、相馬、天栄、中島、矢祭、川俣、湯川の各市町村も3割以上増加した。一方、いわき市をはじめとする12市町村が前回に比べて減少している。

不在者投票は9091件

 県選管は29日現在の不在者投票の中間状況も発表。同日までに届いた不在者投票は9091件で、投票用紙は1万1826件だった。

期日前投票の市町村別投票者数