二本松と只見で投票用紙二重交付か 衆院選

 

 県内の投票所で31日、投票用紙の二重交付が相次いだほか、一部で開票が遅れるなどのミスがあった。

 二本松市選管は、市内の針道投票所で小選挙区の投票用紙を二重に交付した可能性があると発表した。同投票所で投票用紙の枚数を確認したところ、1枚足りないことに気付いたという。開票作業で投票総数が、投票者数よりも1多かったことから二重交付の可能性が高いと判断した。只見町選管も町内の塩沢投票所で比例代表の投票用紙が1枚足りず、二重交付の可能性があるとした。

 福島市では開票作業の確認に時間がかかり、速報の発表などが遅れた。開票は午後9時20分ごろほぼ予定通り始まったが、確定投票率の発表は同11時すぎと遅かった。選挙区などの開票確定も予定時刻から約30分遅れた。