福島県の期日前投票39万2048人 37市町村で増、前回比6137人増

 

 県選管は31日、第49回衆院選の県内小選挙区の期日前投票の状況を発表した。投票者数は39万2048人で、2017(平成29)年の前回に比べて1.59%の増加にとどまった。全ての有権者に占める割合は24.85%だった。

 前回は38万5911人が投票しており、6137人増加した。市部は29万7034人で1.69%増、町村部は9万5014人で1.28%増だった。37市町村で増加した一方、いわき市や伊達市など22市町村では前回に比べ減少した。

 市町村別では、郡山市が6万1963人で最も多く、福島市5万7791人、いわき市4万9510人、会津若松市2万2780人と続いた。有権者に占める割合が最も高かったのは鮫川村で47.60%。このほか、西会津、古殿、檜枝岐、塙、柳津の各町村が4割を超えた。不在者投票の状況も発表。10月30日までに届いた不在者投票は1万384件で、投票用紙は1万1840件が交付された。

当日有権者数、県内157万3402人

 県選管は31日、第49回衆院選の県内の当日有権者数(同日午前7時現在)を発表した。在外選挙人名簿登録者を含めた有権者数は157万3402人で、2017年の前回に比べて4万9879人減少した。男性は76万7988人(前回比2万1984人減)、女性は80万5414人(同2万7895人減)だった。

 選挙区別で見ても、全ての選挙区で減少した。1区は40万4405人(前回比1万3198人減)、2区は34万7250人(同4927人減)、3区は26万4121人(同1万92人減)、4区は23万7353人(同1万268人減)、5区は32万273人(同1万1394人減)だった。

11月2日に当選証書付与

 県選管は2日午前11時から、各地方振興局で選挙会を開き、県内5小選挙区の当選者を正式に決定する。当選証書付与式は同日午後3時30分から、県庁で行われる。

期日前投票の市町村別投票数