常葉大（静岡県）から今季加入したセンターバック。１月の新体制発表会で「サポーターと多くの勝利を分かち合うために全力で頑張る」と決意を述べた。

　昨年３月、Ｊヴィレッジで開かれた第３６回デンソーカップチャレンジサッカー福島大会に出場した際、本県を初めて訪れた。その前から、いわきＦＣの存在は知っており「パワーがあるチーム」と感じたという。

　いわき初年度の今季は公式戦２０試合以上出場を目標に掲げる。ＤＦの家泉怜依（れい）、遠藤凌が務めるセンターバックのポジションを狙う。「いつでも試合に出られるように準備したい」。強みとしているのはヘディングだ。「ボールをはじき返す強さと高さに自信がある。頭に注目してほしい」

　いわきに来て一人暮らしを始めた。休日は必要な家具をそろえるため、買い物に出掛ける。家具集めに疲れると、いわき市内の温泉施設でサウナを楽しむ。休日に汗を流し、身も心も整えてＪ２開幕を待つ。

　Ｊ２には今季、出身地の静岡県から清水エスパルス、ジュビロ磐田、藤枝ＭＹＦＣの３チームが加わった。「地元静岡のチームと戦いたい」と意欲をみなぎらせている。